一年ぶりのワイン&ハイボールつちやさんでのステージ

五条烏丸下ル東入にその界隈では有名な隠れ家的なワインバー&ハイボール、つちやさんがある。こちらでの一年ぶりのライブは予約で満席御礼。ありがとうございます。

今回の我々のテーマは、演目の幅を広げることだった。アイルランド音楽、ブクロさんがフィドル、ソージがギター、という縛りでは、どうしても演奏する曲が似てきてしまう。そこで我々が取った解決策は、歌モノの追加と、複数の楽器を使うということだった。

前半最初の「Inisheer」は、フィドルとローホイッスルでの掛け合い演奏にした。私ソージはずっとローホイッスル。技術も肺活量も発展途上なりに頑張りました。一曲通してギターなし、伴奏楽器なしというのは我々デュオにとっては初めてなのだけど、演奏を聞いて泣いているお客様がいた。花粉でも飛んでたのかもしれない。

定番のJigセット、Reelセットの後は、「To Welcome Poor Paddy Home」。ブクロさんが歌とギター。手持無沙汰になった私はフィドルで絡むことにした。今回私が一番練習したのが、これと後半で弾いた「Down by the Salley Garden」のフィドル。有料ライブでフィドルを披露したのは初めて。音程はまずまずだったと思うけど、表現力の方はまだまだだな。フィドルは右手が難しい。

Polkaは明るい新曲を用意した。D調(Kanturk)→G調(●●●)→A調(Joe Burke)の3曲セット。お客様が持参してくれた大量のスプーンズで合奏することになった。良かったのよ、これが。パーカスがいてくれるとギターってめちゃくちゃ楽になることを再確認。リズムを刻むことから解放されて、遊べる余地が拡がるのです。ブクロさんは暗記しきれずに楽譜持ってきてた(おい(笑)。

「Down by the Salley Garden」はお客さんに女性が多いことが見込まれるつちやさん向けに、ブクロさんがおしゃれなコードをつけた。D調の曲だけど、G▲7から始まる。まるでミニーリパートンのLoving Youとか、Stevie WonderのRibbon in the Skyみたいな曲調。既述の通り私はフィドルだったので、テンション音を拾いながら間奏でアドリブでソロを弾いたのだが、楽しかった。メロディ楽器は中毒性がある。ブクロさんはギターと歌。声量が大きすぎて近所迷惑なので、リハの時にもう少し声量を抑えるように店主さんに依頼されてた。普通の人は遠くの席の人にも声が届くように音響使いますか?と聞かれるところね、ここ。

せっかく写真撮っていただいたので、記念に残しておこう。

(ソージ)

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